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| ふわふわダイアリーブログ どーなつドーナツを食べたよ。きみの好きなものは甘いドーナツと可愛いどうぶつ。それしか好きじゃないって言ってたね。この世界でふたつだけすきなものをあげるとしたらって話をしたんだ。風俗嬢ってヘンな名前だねってケラケラ笑ってた。職業でよばれることを彼女はいやがっていた。いやがりながらも実はあんまり気にしてなさそうだった。彼女はいつもドーナツの味を選ぶことと動物のしぐさにしか興味がなかったのだから。きっとそれしか見えないようになってたのだね。このせかいのやさしいことすべてがきみに訪れますようにって心の中で思ったけど「よけいなおせわ」って言ってきみは笑うんだろう。
ながれぼしをみたきみはいつも窓も時計もない部屋で過ごしていたね。ひとりでいるときも誰かといるときも、きみはいつも裸んぼうだった。きみのすごいところは服をきていないから裸なのではなくて、いつでもどこでもむきだしの裸のこころで生きてたところ。それはなかなかできないことなんだ。すくなくとも服をきる生活をしていては。風俗嬢ということすら忘れていたきみ。うまれたときからその部屋に存在してたかのようにあたりまえの顔してそこにいた。このまえの夏に流れ星を見た。こんな瞬間をどんなふうに出会いよろこぶのだろう。きみのねがいごとを知りたかったな。 ふわやかふわふわの思い出を届けてくれてありがとう。いつもやわらかいこころでいられたらとてもしあわせだけど、いきているといろいろなことがあるね。きみはいつか風俗嬢だった。社会にきちんと参加していないことをひどく気にしていたようだけどだいじょうぶだよ。どんな出会いをするのかなんてきみが思ってるほどみんな興味をいだいてないよ。
100年経ったら何もないよ。だけどきみは誰かの記憶にのこることが出来た。 PREV PAGE HOME NEXT PAGE | |